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| 旭高原元気村 小木曽政彦さん (おぎそ・まさひこ) |
【プロフィール】 幼少から野山を駆け回る。自然が好きで、旭高原元気村のさまざまなイベントを企画・運営する。 【主な活動内容】 地元の自然薯を使用した料理の提供、食材を使用した体験教室の開催など |
地元農家と、お客さまの手をつなぐアイデアマン
キャンプやバーベキューから、ゲレンデ遊び、昆虫採集、天体観測まで。高原ならではの自然と遊びを満喫できる旭高原元気村。同施設内のレストラン「げんき亭」は、遊び疲れた人たちのお腹を満たすだけでなく、食育に取り組むという一面も持っている。
レストランの食材は、できる限り地元の農家から買い付け、“地産地食”を実践。また、その一部が、販売所でも購入することができる。
「普段使い慣れない山の食材も、お客様に料理方法をお伝えすると買っていただけますね。レストランで食べて事前に味がわかっているというのも、ポイントなのでしょう」と小木曽さん。
彼は自然薯やキノコの料理コンクールで入賞したこともあり、人気メニューの自然薯料理もプロデュースするアイデアマン。その自由な発想で、地元農家と消費者の橋渡しを担っているのだ。
人気の体験教室は、食を通じて子どもを育てる
また、小木曽さんはレストランを切り盛りするかたわら、食材を扱う体験教室も開催。体験できる内容は、定番のうどんづくりや自然薯料理体験から、豆腐づくり、バターづくり、栗拾い、梅狩りなど、多数。
「“自分がやってみて面白かったもの”をコンセプトに、さまざまな食材とその楽しみ方が学べるようになっています」とのこと。
これらの体験教室は、隣接する旭高原少年自然の家を利用する団体が林間学校などを実施していることもあり、年間約6,000人の利用があり、食育を広めているという。
体験教室は、最初に説明をした後はアドバイスをする程度で、ほぼ参加者自身の手でつくりあげるのが基本方針。
「言われた通りやって終わるのではなく、自分の頭とからだをつかって覚えてほしいんです。そして身についたことを家庭でも実践して、彼らのお母さんを喜ばせてあげたい。食を通じてのしつけ、それが私の食育ですね」。
山の食材に対する知識や自然での遊びは、そのまま学びにつながる——。少年のころ、野山を駆け巡って得た小木曽さんの確信は、これからも子どもたちをたくましく育てていくだろう。
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