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紹介!とよたの食育を広げる人たち
2009-04-15更新<<前の紹介へ紹介リストへ次の紹介へ>>2009-04-15更新

大人がしっかりすれば、食育は大丈夫。活動を通じて、食の大切さを伝えていきたい。
あいのう流通センター
池野雅道さん
(いけの・まさみち)
【プロフィール】
1970年代中頃から仲間とともに産地直送活動をはじめ、のちに愛農食品生産組合を結成。食品流通会社「株式会社 愛農流通センター」を設立する。愛知県豊田市の小原地区にて、「NPO法人矢作川自給村稲穂の里」を主宰。都会の消費者とその子どもたちに、週末農業の機会を提供している。また、耕作放棄地を請け負って管理を行う「農業法人農地管理センター」の運営も手がける。
【主な活動内容】
有機農業、低・無農薬栽培による安全な農産物の生産・販売。各種イベントや農作業体験など

食の安全を支え続けて、もうすぐ40年。

 会員に向けて有機・無農薬野菜をはじめ、安全・安心な食材の宅配を行う「あいのう流通センター」。食育という言葉が無い時代から“生産者の顔が見える産直宅配”を合い言葉に、共同購入やトレーサビリティをいち早く採用した、いわば食育のパイオニアだ。
 あいのうの成り立ちは、最初に食の安全が問われた1970年代の中頃から。養鶏を営んでいた池野雅道さんが、有機・無農薬の米や野菜などの食品を集めて、宅配を行ったのがはじまりだ。「その時代は近代農法と言って、農薬や除草剤などを積極的に使う“ケミカルコントロール”で、手のかからない安定した農業が推進されていました。しかし残留農薬などの問題が話題となり、さまざまな方から安全な食料を分けてほしいと、要望が殺到したんです」。
 以来、約40年に渡って食の安全を支える池野さんは、もちろん食育にも熱心な姿勢を見せる。「食の安全がニュースになるたび、一時的に昔のお客さんが戻ってきます。うれしいことですが、食育をずっと続けることの大切さを、もっとお母さんたちに伝えていきたい。大人がしっかりと安全な食に取り組めば、自然と子どもたちにも受け継がれるからです」。

週末農業の機会を提供「自給村」

 長年食育に携わっただけに、池野さんの活動はあいのうに留まらず、とにかく多彩。代表的なものに、NPO法人「矢作川自給村 稲穂の里」の運営がある。こちらは、これから農業をはじめたい人のため、農地からノウハウまでの一切を提供する団体だ。
 自給村には青年部とジュニアの部があり、どちらも働いた作業量に応じて、収穫した生産物が配布される仕組み。ノルマなどは一切ないため、週末農業の夫婦やファミリーが多く、作業は和気あいあいとしたもの。かかる費用は、みんなで作るお昼ご飯の材料代のみというから驚きだ。さらに、一定の年数を経てベテランと認定されれば、無料で田畑を貸りて好きな作物を育てることも可能という。「土地を無料で貸すなんて、そんなおいしい話があるのかと、最初はみなさん半信半疑です(笑)これは私が、農業の過疎化対策として、耕作放棄地を管理する『農業法人農地管理センター』も運営しているため。いつか自給村から、農業の後継者が現れたらいいな。そんな想いで活動しています」。
 そのほかにも、遠隔地からの農業体験も可能にするため、ペンション「ファームイン木&木(こっこ)」を経営し、農業大学で集中講座の教鞭をとる池野さん。多岐に渡る活動のすべてに、食育への想いが溢れているようだった。

●農業体験を随時募集中
詳しくはコチラまで
矢作川自給村
http://yahagigawa.blog5.fc2.com/

●あいのう流通センター
豊田市平畑町東田731
電話0565-65-2080
E-mail ikeno@ainou-c.co.jp
HP http://www.ainou-c.co.jp/

◎池野雅道さんの活動紹介へ

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