お歳暮にも使われる山菜の王者
栽培ジネンジョの「夢とろろ」
古くから日本の山野に自生し、滋養・強壮の健康食でもあるジネンジョ。豊田市内では、藤岡、稲武、旭、下山地区といった山間部で栽培されており、なかでも旭地区は、愛知県下で最も早い1978年からジネンジョ栽培に取り組んできた。

旭自然薯組合の薮下千尋さんは、30年以上に渡り栽培技術の開発に携わってきた大ベテラン。「当組合では、栽培時に無菌・無肥料の山の赤土を使っています。他にも、味を良くする高級有機配合肥料を独自のブレンドで工場に特注して施肥するなど、数々の改善を重ねてきました。旭地区の主力品種『夢とろろ』は、粘りが強く、味も香りも格別です」と胸を張る。

栽培方法は、地中に専用パイプを斜めに埋めて、その中で生育させる「パイプ栽培」が主流。まっすぐで形の良いジネンジョが育ち、収穫時に掘り出しやすいため、労力の軽減にもつながっている。現在、旭地区では、組合に所属する41戸の農家が年間約18,000本を栽培。12月上旬に出荷のピークを迎え、時節柄お歳暮などの需要も多い。ちょっと気のきいた、冬のギフトとしても活躍している食材なのだ。
風味を生かすには、皮をむかずに調理するのがポイントです
ジネンジョは皮ごと食べられます。ひげ根を火であぶり、表皮をよく洗ってから乾いた布きんで水気を切り、そのまま調理すればOKです。使い切れない分は、通気性のラップに包んで冷蔵庫(3〜5℃)へ入れておけば長期保存できますよ。
|
|
●「じねんじょフェスタ」 11月下旬、笹戸会館にて
「夢とろろ」の即売会、ジネンジョの掘り取り体験、
麦とろ体験(その場で自分ですりおろし、あったか麦ごはんにかけて食べる)など。
※詳しくはお問い合わせください
0565-68-2311(JAあいち豊田 旭営農センター)、0565-68-3653(旭観光協会)
|
JAあいち豊田 旭営農センター(小渡町)では、11月中旬〜12月中旬にかけてジネンジョの包装・出荷作業が行われる。ワラで巻いた商品の他に、お歳暮など発送に便利な贈答箱入りがある。平日は直売コーナーも営業。売り切れる日もあるので事前予約が安心(0565-68-2311)
豊田市食育推進会議 (事務局) 健康増進課 TEL:0565-34-6956 copyright© 2008 Toyota City All rights reserved.